落合真司 official blog since 2005

丁度可知差異(ちょうどかちさい)な日常

2025.09.12(金)現象はシナジーを求めている

デザインの学校で教えていると
そのことに触れるのは難しいですよね~
というのがいくつかある(一般論ではなく自分基準です)
そのひとつが……

アートとデザインが交差するところがおもしろい

これのどこかアンタッチャブルなのか
アートって何
デザインって何
の定義からはじめなきゃいけない
ChatGPTに聞けば優等生的な回答をしてくれる

個人的には……
美術館に行くと音声ガイドサービスってよくあるじゃないですか
それとか、絵画とかを解説するテレビ番組とか
解釈は見る人に委ねられているので
解説なしでも楽しめて、解説を聞くとより楽しめる

一方
デザインは解説なしで伝わるのがマスト事項
むしろ解説しちゃダメ
まあ、ティザー的な特別な例はあるけど、それはおいといて

プレゼン = デザインの説明
と思ってる学生さんがよくいるけど
それだと
説明しなきゃ伝わらないデザイン
になってしまっている

自分がデザインしたものを見る人や手にしてくれる人たち全員に
「このデザインに込めた意味はね~」と
説明してまわるのかってことになる

説明しなくても
意識なんてまったくしなくても
誰かにとって得になる・役立つ・世の中にあって機能する・目的と答えがある

まぁ、そんな定義とかどーでもいいので
結論の「アートとデザインが交差するところがおもしろい」ですよ

みなさん御存知の通り
ミュシャが有名になったきっかけは
演劇のポスターを作ったこと

ミュシャは絵画を描くので芸術家です
でもポスターもつくるからデザイナーでもある
その交差している不確実にぐちゃっと混じっているポイントが最高に素敵

と言いたいのだが

なかなか学生さんに伝わらない
むしろ反感を買うこともある
なので、もうその話は何年もしていない

まぁ、ふとアニメはアートだと思うことは
しばしばある
それは声を大にして言う